干潟の生物調査ガイドブックシリーズ
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沿岸域における湿地の保全
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生物種
日本国際湿地保全連合では、これまで干潟生物の市民調査を実施し、さまざまなガイドブックやラミネート図鑑を作成してきました。
干潟底生動物調査ガイドブック ~仙台湾沿岸域編~
著者:鈴木孝男、木村昭一、 木村妙子
干潟に棲む底生生物(ベントス)の市民調査のための、底生生物図鑑と調査手法の解説書です。2008年度東日本版に向けた、仙台湾沿岸域でのパイロット版。
2006~2009年度「経団連自然保護基金」の助成を受けた「干潟底生生物の市民調査手法構築」事業の一環として編集されました。2007年度作成。
干潟生物調査ガイドブック ~東日本編~
著者:鈴木孝男、木村昭一、 木村妙子
干潟に棲む底生生物(ベントス)の市民調査のための、底生生物図鑑と調査手法の解説書です。
2006~2009年度「経団連自然保護基金」の助成を受けた「干潟底生生物の市民調査手法構築」事業の一環として編集されました。
干潟生物調査ガイドブック ~全国版(南西諸島を除く)~
著者:鈴木孝男、木村昭一、木村妙子、森敬介、多留聖典
編集・発行:日本国際湿地保全連合
干潟に棲む底生生物(ベントス)の市民調査のための、底生生物図鑑と調査手法の解説書です。図鑑には、南西諸島(屋久島、種子島以南)を除く、全国の干潟で見られる代表的なベントスを掲載しました。
2010~2012年度「経団連自然保護基金」の助成事業の一環として編集されました。
実物大ラミネート図鑑
東日本の干潟でよく見られる「巻貝類」・「二枚貝類」・「カニ類」・「甲殻類とユムシ、ホシムシ・ナマコ類」を、実物大で掲載し、フィールド携行用にラミネートした下敷きです。2枚セット。
「図鑑で載っている種はわかるのに、現場では見つけられない」ということがよくあります。図鑑では、大きな種は小さく縮小され、小さな種は大きく拡大されてい ます。この縮小・拡大のために「現場では見つけられない」ことが、しばしば生じます。実物大ラミネート図鑑を使えば、この見落としが少なくなります。
経団連自然保護基金の助成を受けて作成しました。
新・実物大ラミネート図鑑
「図鑑で載っている種はわかるのに、現場では見つけられない」ということがよくあります。多くの図鑑では、大きな種は小さく縮小され、小さな種は大きく拡大されています。この「新・実物大ラミネート図鑑4枚セット」は、ほぼ実物大の写真を掲載しています。
大きな種類は大きく印刷され、小さな種類は小さく印刷された教材を持って、干潟に出かけると、思ったよりも上手く干潟生物を見つけられます。
「干潟の巻貝」、「干潟の二枚貝」、「干潟のカニ類」、「干潟の甲殻類(カニを除く)・干潟の多毛類とその他の動物」の4枚セットを持って干潟に出かけてみましょう!
市販版もあります。詳しくは仮説社のウェブページをご覧ください。
干潟生物の見分け方
干潟で見つけられる生き物には、よく似ている種類がいるため、一般的な図鑑だけでは、正確に同定することが難しい場合があります。そこで、 同定作業に役立つ補助教材を作成しました。
本教材は、2012年度 日本財団の助成を受けて作成しました。