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干潟の生きもの観察 実施マニュアル

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  • 沿岸域における湿地の保全
  • 湿地の価値、状態、変化の傾向
  • 生物種

干潟環境教育プログラム 干潟の生きもの観察 実施マニュアル

 

「干潟」に対してどのようなイメージをもっていますか?
ドロドロした平たい場所、シギ・チドリが来る場所、漁師さんがアサリや魚を採る場所など様々だと思います。
一見、そんなにたくさんの生きものがいる場所には思えませんが、実は多種多様な生きものが暮らし、それぞれがバランスを保ちつつ成り立っています。また、私たちは干潟から多くの「恵み」を得ています。

そんな干潟は、自然や生物と触れあえるおすすめの場所。
現在、各地で生きもの観察会などのイベントや学校の野外活動が行われていますが、まだまだ機会は限られています。
今後さらに、干潟での活動が活発に行われるように、
干潟のベントス(カニや貝、ゴカイ類などの底生動物)を題材にした、体験型の干潟環境教育プログラム「干潟の生きもの観察プログラム」を考案しました。

このプログラムは、干潟での体験を通じて「多くの生きものが育まれる干潟」を実感し、生きものに親しみを持つことで、自然や生物、環境の保全に関心を示すキッカケを提供することを目指しています。
特に、近くに干潟はあるが、実際には干潟に行ったことがない子どもたちをプログラムの対象者として考えています。そのような子どもたちがプロラムを体験することで、自然、そして地域理解に繋がることを目指しています。

干潟の生きもの観察 実施マニュアル


発行:2019年3月
 

この報告書は、平成30年度 独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて作成しました。