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団体概要

国際湿地保全連合は、湿地の保全と再生に取り組む、唯一の国際的な非営利団体です。私たちは、湖や湿原、河川などの湿地の消失と荒廃について深く憂慮しています。私たちのビジョンは、湿地が、人々に資源をもたらし、生命をはぐくみ、その美しさゆえに、大切にされ、守られていく世界です。

国際湿地保全連合は、湿地が人々に提供するサービスはもちろん、環境としての湿地の価値を守るため、湿地の維持と再生に全力で取り組んでいます。私たちは目標を達成するため、各国の事務所・パートナー・専門家たちのネットワークを通して活動を行っています。私たちの活動は主に、行政や民間の支援者から、それぞれのプロジェクトに対して資金を得て行われます。行政やNGOのメンバーからも支援を受けています。

ネットワークでつながる組織―地域的な活動と地球規模の活動

国際湿地保全連合の本部はオランダにあります。世界中に事務所のネットワークをもち、その多くは共通の戦略を持つ、独立した団体です。私たちは現場レベルで活動して知識を開発し、知見を積み重ねることによって、現場経験に基づくよりよい政策のための提言を行います。

私たちの中心的な価値観

私たちは以下のような中心的な価値観に基づいて活動しています:

  • 活動が、科学的な根拠に基づいていること
  • パートナーシップを通して、さまざまな分野の人々と協同すること
  • 活動が世界的な観点から適切であること
  • 伝統的な価値や知識を重んじること
  • 人権を重んじ、男女共同参画への貢献を目指すこと
  • 透明性と説明責任に則って活動すること

特非営利活動法人としての概要

会長

星野一昭

沿革

1977(昭和52)年11月 国際水禽湿地調査局(IWRB)日本委員会として設立
1996(平成8)年3月   IWRBが国際湿地保全連合(WI)の改組に伴い、国際湿地保全連合日本委員会(WIJ)に改名
2004(平成16)年8月  特定非営利活動法人格を取得 現在の「特定非営利活動法人日本国際湿地保全連合」(WIJ)となる

WIJは、国際水禽湿地調査局(IWRB)日本委員会を前身としています。(IWRB)日本委員会は、湿地保全に取り組む国内のNGOの連合体として1977年に設立し、日本のラムサール条約批准を推進する母体となり、日本は1980年にラムサール条約に加盟することとなりました。こうしたNGOの多くは、現在WIJの会員団体となっており、協力が続いています。

団体設立の目的

湿地が人間生活にかかせない重要な水資源の供給の場であることを踏まえ、重要な湿地及び湿地における生物多様性の保全の推進、ならびに、湿地保全の普及啓発を通して地球環境の保全を図ることを目的とする。主として以下の活動を行う。

  1. 国内外の湿地及び湿地における生物多様性の保全に関わる調査・研究事業
  2. 国内外の湿地及び湿地における生物多様性の保全に関わる情報提供事業
  3. 国内外の湿地保全活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は技術提供等による支援事業
  4. ホームページ及び出版、物品の提供等、湿地の重要性に関する普及啓発事業

会員数

団体会員:14団体(2022年8月26日現在)
個人会員:2名(2022年8月26日現在)

役員数

理事10名、監事2名(2022年8月26日現在)
役員名簿

職員数

常勤7名、非常勤1名(2022年8月26日現在)

定款

2019年11月26日改定