山地から海域に至る貯水機能

ホーム » 主な活動 » 山地から海域に至る貯水機能

水に関連した災害の危険性がある地域社会を守り、持続的に発展させるために、どうすればよいでしょう?大小の河川、湖沼、河口域などの湿地は、水の量や質を調整し、供給するというきわめて重要な役割を果たしています。水不足、干ばつ、洪水など、社会を脅かす水のリスクが、世界中で増大しています。湿地の保全と再生は、水の安全保障の増進(水リスク軽減)のための、費用対効果の高い投資戦略です。

陸上では、さまざまなタイプの湿地が淡水の保持に役立っています。高地に広がる泥炭地、河川、湖沼、中流域の氾濫原や湖、下流域の氾濫原など、山地から海域に至るさまざまなところで見られるすべての湿地は、水の安全保障と災害リスク軽減にとって重要です。

人びとの生活による消費、食糧やエネルギーの生産に必要な淡水に対する需要の増大と競合の激化は、最も大きな地球規模の変化のひとつです。山地の泥炭地の排水、湖の改変、河川の水路化等により、湿地は急速に劣化しています。上流の湿地の消失は大地の貯水機能を低下させ、下流に住む何億人もの健康や安全を脅かします。さらに、地下水の補充を妨げ、水不足や急激な洪水の危険性を上昇させます。

私たちは、湿地を保全・再生し、水に関わるリスクを軽減するため、いくつかの世界的に大規模な河川で流域全体で活動を行っています。

活動と成果