湿地の価値、状態、変化の傾向

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世界中の人々が湿地を重要視することには、多くの理由があります。水源として、家畜の放牧地として、魚などの食料やその他の資材を採集する場所として、また単に安らぎを得たり自然を楽しんだりする場所として、湿地は大切にされています。湿地とそこに生息・生育する生物のモニタリングによって、私たちは人と自然の両方のために、湿地の価値が守られ、再生されることを確実にします。

私たちは1967年から、世界最大規模で最も歴史のある市民主導型の国際的な調査活動である、国際水鳥センサス(IWC : International Waterbird Census)の調整役を務めてきました。毎年1月に、1万5000人を超える人々が、世界100か国以上、2万5000か所以上の湿地で、自主的に水鳥カウントに協力しています。IWCのコーディネーターは、専門家とアマチュアで構成される調査員のネットワークを統率し、水鳥の計数データをIWCに提供します。アフリカ・ユーラシアフライウェイでは、科学的で正確なデータを提供するために、IWCは、水鳥モニタリングパートナーシップ(Waterbird Monitoring Partnership)を通して他の水鳥モニタリング活動と統合されます。

国際湿地保全連合はデータの収集とレビューを行い、世界全体で2,000を超える水鳥の個体群サイズに関する情報を提供しています。これらの情報は、湿地の管理や、湿地に影響を与える環境政策等に活用できるよう、私たちが運営するオンラインデータベース「Waterbird Population Estimates」で公開されています。

また、水鳥のカウントデータは、重要な湿地の管理、モニタリングサイトの特定や継続にも貢献するとともに、フライウェイ規模で保全を必要とする水鳥の集団を浮き彫りにしました。